牧瀬です。
ネットビジネスと聞くだけで、「怪しー」だとか「詐欺じゃね?」とか言う人っていますよね。
まあ実際に詐欺は存在するし、詐欺的な情報商材というのが存在するのは確かなのですが、そもそも詐欺って何?と考えていくと、以外にきちんと詐欺ではないものとの区別ができていない人が多いんですよね。
ですので今回は、その辺のところを考察していきたいと思います。
そもそも詐欺とは?
詐欺という言葉をググるとこう出てきます。
事象としてはこの通りなんですが、付け加えると
加害者
騙して金品を奪い取ろうという意図がある。
被害者
奪い取られたと認識した、不幸になった。
というように、騙す意図があり、結果的に不幸と感じた・・・
となれば「詐欺」なんだと思います。
ですが、ある一部分で騙して、結果的にウィンウィンで終われば、一概に詐欺とは言えなくなります。
分かりづらいですかね?
例を上げますね。
家電製品売り場で、在庫一掃セールと銘打って、大幅に値引きした家電を並べているとします。
そこに1つの家電に興味を引いたカップルが、脇にあるパンフレット見たり、製品を前にして話し合っています。
しかし、店員を呼んで、もっと詳しい話を聞こうとはしません。
そこへ店員が近づいて行ってこう言います。
「このモデルがお気に召したようですが、申し訳無いのですが、20分ほど前に別のお客様にお売りしてしまいました・・・確かそれが最後の1つだったと思います。」
カップルは失望し、もう手に入らないとなると、その製品が急により一層魅力的に感じてきます。
そして大抵の場合、カップルのうちの1人が、店の奥や違う店舗に1つぐらい残っていないかと尋ねます。
すると店員は
「そうですね、あるかもしれません・・・調べてまいりますが、お客様のご要望の品はこのモデルで、もし在庫がありましたらこのお値段でお買い求めいただける、ということでよろしいでしょうか?」
カップルは「はい」と答えます。
そして店員は、その製品の在庫が大量にある倉庫へは向かわずに、「在庫が1つ残っていた」という朗報と、手には契約書とペンを持って戻ってきます。
どうですか?
これは心理学でいう「希少性の原理」を使った販売手法です。
まあこれも、完全に詐欺じゃねーかと言う人がいると思います。
でもカップルは超満足して帰っていったわけなんですよ。
製品が粗悪な物でもない限り、その満足感は消えません。
まあ何が言いたいかというと、よく、「詐欺の手法」とかってテレビでやってますよね?
あれって、コピーライティングとかでも使われている、人間の心理を動かすマーケティング手法と同じなんです。
つまり
「詐欺の手法」ではなく、「詐欺師が人間の心理を動かす手法を悪用している」が正しいのです。
一方的に相手に損害を与え、不幸にさせる詐欺行為と、お互いが幸福になる商売というものを切り離して考えなければいけません。
情報商材は詐欺という人々
さて、本題です。
同じノリで、
「情報商材なんて全て詐欺」という人も多いんですが、確かにまあ、そう思われるのも仕方がないのかな・・・
って部分もあります。
詐欺商材っていろいろ規制も入り、昔よりは減ってはきたようですが、まだまだ結構あるんですよ。
なかなか絶滅には至らないんです・・・
なぜ無くならないかって、騙される人がいるからです。
「ワンクリックで稼げます」
「誰でも簡単に・・・」
こんな文言に乗っかちゃう人がまあ多い事・・・
まず、ネットビジネスをやる前に、これだけは頭に叩き込んでおかなければならないのが、簡単にお金を稼げる方法など絶対に無い
という事です。
確かに中には、超一時的に稼ぐ方法が無いことも無いんですが、副業として長期的に稼ぐには、何をやるにしてもある程度の努力は必要なんです。
で、ここからなんですが・・・
上記のように、「努力しないでも稼げますよ」なんて言う、明らかな詐欺商材ならまだ分かりやすいんですが・・・
「稼ぐスキルを身に付ける為の教材」
これも全否定する人たちです。
この人たちは要注意です。
教材って、世の中どれぐらいありますか?
・資格の教材
・受験の教材
・英会話の教材
これらもいわば「情報教材」です。
まあ他にもいろいろあるとは思いますが、これらを買って勉強するわけです。
で、勉強したけど
・資格取れませんでした
・志望校落ちました
・英語しゃべれるようになれませんでした
「あーあの教材が悪かったんだ!!詐欺だ!!」
こういう人ってあんまりいないですよね?
いたとしてもそれってただのクレーマーです。
もちろん、内容が的外れ過ぎて詐欺的な教材もあるでしょう。
稼ぐ系の教材買ったのに、中身はダイエットのやり方だった、なんてものは明らかに詐欺ですね。
でも、教材を大きな声で否定する人たちって
・そもそも買ったことがない
・買って実践したけど、結果が出なかった
これのどっちかがほとんどだと思うんです。
そもそも買ったことが無い人って、ただ無責任に言っているだけだと思います。
「他の誰もが言っているから」
「そうに決まっている」
「そんなんで稼げりゃ苦労しない」
2ちゃん(今は5ちゃん?)のノリと同じです。
で、買ったことあるけど、結果が出なかった・・・って人ですが・・・
ほとんどの人がただの努力不足なんだと思います。
僕も今まで教材購入とかで、自己投資に100万円近く使っています。
中には確かに、自分のスタイルとはちょっと違うなというものもありました。
でも、コンテンツ1つ1つを見ていくと、勉強になるものばかりですし、買った教材は今も開いて勉強しています。
少なくとも、ビジネスの教材なんて1回見ただけでは絶対に把握できません。
その時に分かったつもりでも、しばらくして見直してみると、全然違う意味の知識として入ってきます。
ビジネス全体を学んでいく教材なんてものは、何度も見て勉強していくものです。
あたり前です。
いつからビジネスを学ぶって事に対するハードルが下がったんだ?って話です。
どんなビジネスでも、ネットビジネスでも同じことです。
奥が深いんです、そして面白い。
で、この結果が出なくて、詐欺だなんだ言ってる人って、全てとは言いませんが
ただの努力不足、もしくはビジネスをなめている。
って結論になっちゃうんですよね。
これね、いわゆる「他責マインド」ってやつです。
自分の事棚に上げて何かのせいにして、自己解決するパターンです。
そして他者に同意を求める・・・
はっきり言って、こういう人たちの話を真に受けてしまうと、何が正解か分からなくなりますし、視野がどんどん狭くなっていってしまいます。
でもですね、ハードルは低くはないと言っても、そんな死ぬほどむちゃくちゃ努力が必要というわけでもないんですよ?
努力する方向を間違えない
どんな副業をやるにしても、努力する方向を間違えていると、いつまでたっても成果は出ないです。
ブログやっている人だと、こういう人いますね・・・
「とりあえず毎日記事上げてます」
・・・とりあえずって・・・
記事上げるのだって、検索ワードでヒットしやすいものは何か?とかトレンドは何か?とか考えていかなければなりませんよね?
YouTubeもそうです。
チャンネルのコンセプトを決めて、そのコンセプトの属性の人たちが集まって見てくれるように、高頻度でコンセプトに沿った動画を上げていかなければなりません。
なんにせよ、僕はまず副業をやる前に
・いつまでに稼げるようになりたいのか?
・その副業は自分がやりたいことなのか?
・それをやって、将来どうなりたいのか?
これを一度よく考えるべきだと思います。
お小遣い稼ぎなのか、将来はそれを本業にしたいのかで選択も変わってきますからね。
僕はDRMという手法を使ったネットビジネスに出会えて、人生が変わりつつあります。
確かにこの世の中、詐欺商材というのはあります。
でも本物と偽物を見分けるのなんて、そんなに難しくはありません。
「甘い言葉」に乗らなければいいだけです。
簡単に稼げる方法なんて、あるわけない・・・
まずはこの事を念頭に入れて、視点を上げて周りを見渡してみましょう。
でも、悲観することはありません。
「楽しく」学んで稼ぐ方法はあるんですよね。
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興味がある方はぜひ読んでみてください。
ではまた。