牧瀬です。
今回は、何をやるにしても、自己評価が上がれば物事がうまく回り出すって話です。
マイナス思考はダメだよ・・・なんてよく言われるけど、どうしてもそこから抜け出せなくなる時って、ありませんか?
そんな時は、自分自身の自己評価も、ネガティブになってしまいがちです。
「自分はなんの取り柄もない人間だ・・・」とか
「なんで他の人はうまくできるんだろう・・・能力の差なのかな?」なんて感じで。
そういう時って、どんなにカラ元気を無理やり出して、
何かに取り組んでも、なんかうまくいかないんですよねぇ・・・
で、益々ネガティブ思考に陥っていく。
負のスパイラルってやつです。
でもこういうのって、ネガティブ思考になるメカニズムを知ったり、俯瞰した視野を持つことで、いい方向に戻していけたりするんです。
自分の評価って何?
僕は副業でネットビジネスをやっていますが、稼げるようになるまでの期間、本業が低迷している時は副業もなかなか思うようにいかず、逆に本業が復調してきたら、副業もうまく回り出した・・・という経験をしたことがあります。
実際これ、よくあることなんですよね。
もちろん、本業はダメダメでも、副業は絶好調~・・・って人もいるんですが、なんていうか、こういう人たちは僕とは違う人種だなぁって思っちゃいます。
僕の場合は、何か一つうまくいかなくなると、それを引きずってしまって、他のことにも影響が出てしまうんですよね。
このことを僕は今まで、要は自分ってうまく切り替えが出来ないタイプの人間なんだ・・・っていう捉え方をしていました。
でもある時に、このことを妻に話したら、
「いや、それは違うと思う。あなたは責任感があるから、そうなってしまうんだよ」
って言われてハッとしました。
確かに、副業のネットビジネスで作業をしていても、本業が不調なことが頭から離れず、「どうすれば売上が上がるか?」とか、本業のことを中心に考えてしまい、副業の作業が全く捗らない。
別に、いずれネットビジネスで生きていくんだから、本業のことなんて二の次に考えて、ネットビジネスの作業に集中すればいい。
って割り切ればいいのかもしれないけど、なかなかそうもいきません。
そこはプライドもあるし、何より、たとえ労働収入と言っても、給料をもらっている以上、仕事はきっちり結果を出していかなければならない。
確かに、責任感があるからこその悩みだということ。
妻の一言で、自分自身がいい加減な人間ではないと改めて実感できたわけです。
そこで、
「ああそうか、評価って、自分で思っているのと、他者が感じるのでは違うんだよな」
って当たり前のことを改めて感じました。
もちろん、妻は僕を励ますために言ってくれている部分もあるというのは理解していますが、僕を評価してくれていることに変わりはないと思ったんです。
こういうことを言ってくれる人が側にいてくれることで、ポジティブな思考に戻れる。
本当にありがたいことだなって、感謝の気持ちが湧いてきます。
全員の評価が一致しているなんてあり得ない。
でもその反面、僕のことをあまり評価していない人だっています。
僕は営業なので、時に現場とぶつかったり、納得いかないことは上司だろうがなんだろうが反論することも。
ですので、会社の中では僕に対する評価はまちまちです。
まあ、こういうのって、製造現場を抱える会社の営業職には、よくあることなんですがね。
逆に、いつも顧客第一で動いているので、得意先からの評価は高く、感謝されていたりするんです。
で、気付いたんですよね。
僕自身、物事がうまく言っている時は、僕のことを評価してくれる人の声ばかりが聞こえてきて、自己評価も上昇気流に乗るように上がっていく。
そんな時に批判の声が聞こえてきたとしても、気にならないんです。
結果が出ていれば、それが正しいんだと信じていけますよね?
それを非難する人がいたとしても、それは間違いだ、結果が証明しているぞと。
こういう自信を持つこと自体は良いことだと思うんです。
自己肯定感アゲアゲになりますからね。
ですが、その「成果」を、自分だけの能力で勝ち取ったなんて勘違いをすると、おかしなことになってきます。
だって、それでもし成果が出なくなったら、
・自分の能力が下がった?
・周りのレベルが上った?
なんて思考につながっていくからです。
そもそも、物事がうまくいったり、いかなかったりすることなんて、「当たり前」なんですよ。
自分だけに起きることではないんです。
うまくいかない時は、どうすればうまくいくのか?を考えて、分析して、試して、実行して・・・これを繰り返していけばいつか必ず良くなってく。
そういうもんです。
能力とか関係ありません。
悪い時は他の人がうまくいっている様子に目が行ってしまいがちです。
でも当然ですが、同じようにうまくいっていない人もいるわけで。
要はですね、何が言いたいのかというと。
その時々に起きている現象に対して、その人に対する能力や、人格まで含めた評価なんてアテにならないし、ましてや自己評価を上げ下げするなんてことは、全くもって無意味だということです。
生まれつきの身体能力が必要なプロスポーツの世界や、才能が必要なアーティストの世界なら話は別ですが、他の人と自分を比べた時に「圧倒的な能力の差」なんて無いはず。
それに仕事がうまくいくか、いかないかなんてことが、自分一人の能力値に左右されるなんて考え方自体、あまりに傲慢じゃないですか?
人間一人の能力なんて、大したことありません。
みんなそうなんです。
もっと俯瞰して見るべき。
自分に期待し過ぎ。
だから、できない時に落ち込むんです。
「自分に期待するななんて、ネガティブじゃないか」
って意見もあると思いますが、「自信」と「単なる勘違い」を一緒にしていると、いつまで経ってもネガティブ思考に陥る理由がわからないままになります。
過大評価も過小評価もしてはならないんです。
で、
もう一つ重要なこと
それは「知識」です。
一貫性の法則による、自己イメージの改変
心理学で、一貫性の法則というものがあります。
「なにそれ?難しいこと嫌い」
って思った人、難しくないですからね。
簡単に言うと、
人は一度、自分でコミットした(宣言した)ことはやり遂げようとする心理が働く。
なぜなら、他人に一貫性のない人間だと思われたくないから。
これが一貫性の法則です。
まあシンプルな話ですよね?
で、この一貫性の法則には「副産物」があるんです。
それが、「自己イメージの改変」です。
一貫性をもってやり遂げようとする。
これを続けていくと、人はそのやり続けていることが、元々は自分がやりたかったことではなかったとしても、好きになったり、ただのお手伝いで参加していたことでも、いつの間にか責任感が芽生えてくる。
こうやって、人は「無意識に」自分自身の自己イメージの書き換えをしていくんです。
ですから、ネガティブに考える癖がある人は、どんどんネガティブな自分に書き換えていき、負のスパイラルに堕ちて行ってしまいます。
では、そうならないためにはどうすればいいか?
まずは、こういう自己イメージの改変というものが、あるということを認識する。
そうすれば、負のスパイラルに堕ちて行かないように、意識するようになるでしょう。
だから、知識というのは重要なんですね。
何事も、知っているのといないのでは、結果が違ってくるんです。
さあ、自己イメージを上げよう
先ほども言いましたが、自分と他人との能力の差なんて、そんなに大きいものではありません。
ですから、自分は人より劣っていると考えるなんて、バカバカしい思考なんです。
僕自身、学歴も高卒で、特技も無く、マイナス思考で生きてきた人間だけど、今はそのマインドで生きてきた自分がホント、くだらなかったなって。
そんな僕でも今、副業で情報を発信したり、人にビジネスを教えたりしています。
確かに、全ての知識の量で比較すれば、大学まで行って勉強した人と、僕みたいな高卒では差があるかもしれない。
でもですね、人生を楽に生きる・・・って言い方すると語弊があるかもしれないですが、個人で大きく稼ぐための知識・・・そいういった知識というのは、学校では学べません。
僕はそういったことを学び、人に発信しているんです。
過去に教えた生徒さんは大卒だっているし、下手をしたら、僕より年収が高い人もいたりしました。
お金の稼ぎ方を、自分より高い年収の人に教えてるんですよ?
意味わかん無くないですか(笑)
でもよく考えてみてください。
例えば、東大に行くための勉強を教えている塾講師が、全員、東大に行けるだけの学力を持っていると思いますか?
無いですよ、おそらく。
でも彼らは、彼らの「専門科目」に特化して、生徒に教えているんです。
数学
英語
社会
現代文
何でもいいんです。
専門的に尖っていれば、それを発信してお金を稼げるんです。
ですから、自己イメージを上げるには、何かを学ぶことが一番いいです。
学んで、「発信」しましょう。
アウトプットです。
そうすれば、自己イメージが上がっていきます。
自分自身の「評価」が上がれば、物事はうまく回りだしますよ。
今回はこんなところです。
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それではまた。